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学習中の言語で本を聴く

言語を学んでいると、「とにかくインプットを増やせ」とよく言われます。たくさん読み、たくさん聴き、単語カードだけに頼らず文脈からパターンを染み込ませる。本を聴くのは、このアドバイスにいちばん近いやり方かもしれません。まとまった量の生きた文章を、自然な声で、しかも紙では分からないリズムや強弱ごと受け取れます。

問題は供給です。学習中の言語で、ちょうどよい難易度で、しかも本当に読みたい本のオーディオブックはなかなか見つかりません。たいていネイティブ向けのカタログに閉じ込められています。BookNPCなら、探す必要がありません。手持ちの本を取り込めば、選んだ言語でアプリが音声にします。

なぜ学習者にとくに効くのか

読むことは単語と文法を教えてくれます。聴くことは、読んでいるだけでは見えないものを教えてくれます。

  • プロソディ。 どこに強勢が落ちるか、疑問文がどう上がるか、文がどこで切れるか。話し言葉が自然に聞こえる要素の大半はここにあり、ページには現れません。
  • 語の切れ目。 流暢な話し言葉は語と語がつながって流れます。その流れを切り分ける耳を鍛えるのはそれ自体が技能で、聴くことでしか育ちません。
  • 自動化。 同じ語を文脈の中で何度も耳にするうちに、「なんとか読み解ける」から「考えなくても分かる」へと変わっていきます。目指すのはまさにここです。

テキストを目で追いながら聴くのがとくに効くのは、音と文字をその場で結びつけられるからです。

2通りの使い方

やることは2つで、BookNPCはどちらもこなします。

原語のまま本を聴く。 フランス語、日本語、スペイン語のeBookを持っていて、書かれたそのままで聴きたい場合。BookNPCがそれを読み上げます。スタジオ品質で書き出す10言語なら、ロボットっぽさのない、作り込まれた音になります。

自分の言語で手に入らない本を聴く。 ある言語でしか存在しない作品を、自分の言語で聴きたいとき。あるいはその逆で、手元にある本を、学習中の言語で聴きたいとき。BookNPCはキャストをつけながら本を翻訳し、その訳文を読み上げられます。キャストと翻訳は1回の分析で行います。1ページおよそ7¢(翻訳なしなら3¢)で、二重に払うことはありません。

対応言語のこと、包み隠さず

お金を払う前に、ここははっきりさせておきます。

スタジオのクラウド音声は10言語をカバーします。英語、中国語、日本語、韓国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語。この10言語なら、完全に作り込んだ音が手に入ります。

それ以外の言語では、BookNPCは端末の内蔵音声で読み上げます。10言語よりはるかに多くの言語で聴けますが、スマホにその声が入っている限り、という条件付きです。音はスタジオ品質ではなく、端末音声の平板な質になります。自分の言語が10言語に入っているかどうかで、どんな音になるかが決まります。

効くやり方

  1. eBookを取り込みます。ファイルアプリ、共有シート、リンクから。本の追加方法が各ルートを説明しています。
  2. ファイルとは別の言語で聴きたいなら、翻訳しながらキャストする方を選びます。分析・翻訳・キャストが一度でまとめて済みます。
  3. 自分の言語が10言語に入っていて豊かな音がほしいならスタジオ音声を、それ以外なら端末の内蔵音声を選びます。
  4. 本気で学ぶなら、最初の一周はテキストを目で追いながら聴きましょう。聞こえてくる音を、文字で確かめていくのです。

定着させるには習慣が要ります。すでに筋を知っている本から始めると、注意が物語ではなく言語に向きます。前へ進み続けるより、章を聴き直すほうが伸びます。そして慣れてきたら、自分の言語の訳から原語のスタジオ音声へと乗り換えていきましょう。ここまで来られたら本物です。

翻訳の質は、どのくらい?

機械翻訳はずいぶん進んで、物語を追うには本当に役立ちます。ただ、丁寧な人間による文学翻訳の代わりにはなりません。学習にも、ただ楽しむにも十分な出来です。ただし、訳文一つひとつの表現の妙まで味わいたいなら、完成品ではなく「よくできた下書き」だと思っておいてください。

どれをやるにも、サブスクは要りません。使ったアップグレードの分を本ごとに払い、翻訳・キャスト・スタジオの本が一度できれば、ほかのどんな本とも同じように無料でオフライン再生できます。読みたい本が数言語にまたがっているなら、そのうちの一冊を取り込んで、どんなふうに聞こえるか試してみてください。